[東京 30日 ロイター] – ソフトバンクグループは30日、保有する中国の電子商取引大手アリババ・グループ株1億7870万株を子会社で中間持株会社の「汐留事業17号合同会社」に譲渡し、2023年3月期の単体決算に3596億円の売却益を計上すると発表した。

譲渡日は30日。汐留17号でアリババ株を一元管理することで、資本効率の改善を図るのが狙い。29日のニューヨーク証券取引所における米国預託証券(ADR)の終値に基づき換算・計上した。グループ内取引のため、連結決算における影響はない。