[マニラ 8日 ロイター] – フィリピンのホセ・マヌエル・ロムアルデス駐米大使は8日、南シナ海におけるフィリピンと米国の合同パトロールが年内に始まる可能性があると述べた。
2月に発表された合同海上パトロールを巡る話し合いは続いており、「遅くとも今年第3・四半期には実施できるだろう」とCNNフィリピンに語った。
一方、フィリピンのガルベス国防相は記者団に対し、米国およびオーストラリアとの合同パトロールに関する正式協議は行われていないと述べた。
在マニラ米国大使館の報道官は「フィリピンとの合同海上活動に関する話し合いは続いており、軍当局者はロジスティクスなどの具体的な問題に取り組んでいる」と述べた。
ロムアルデス氏によると、オーストラリアも合同海上活動に参加する可能性がある。