[ドバイ 29日 ロイター] – 国軍(SAF)と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の武力衝突が続くスーダンで、停戦終了直前の29日夕方、双方が5日間の延長に合意した。

停戦を仲介したサウジアラビアと米国が声明を発表し、停戦順守は不完全だったが、推定200万人に援助を届けることができたとし、「延長により、さらなる人道支援やより長期的な延長可能性の議論に向けた時間を確保できる」と述べた。

事情に詳しい関係筋によると、停戦をより効果的にするための修正を巡り議論が続いているという。

しかし住民によると、数時間前にも首都ハルツームとその近隣の計3都市全てで戦闘が起きており、その激しさは過去3日間よりも増しているという。