[19日 ロイター] – 米フロリダ州連邦判事は19日、機密文書持ち出しなどを巡り起訴されたトランプ前米大統領の弁護団に対し、関連文書などの証拠を裁判に先駆け報道機関もしくは一般に公開しないよう命じた。裁判所の文書から明らかになった。

命令は「発見された文書および関連情報は、米国への事前通知と同意もしくは裁判所の承認なしに、一般、報道機関、ソーシャルメディアに開示することを禁じる」とした。

さらにトランプ氏は「コピーを保持してはならない」とし、弁護団の直接の監督下でのみ閲覧が可能とした。

トランプ氏は機密文書持ち出しや無許可保持、司法妨害などの罪状で起訴され、今月13日に行われた罪状認否では37件の罪状全てについて無罪を主張した。