22日、ギリシャ・ロードス島で山火事から避難する観光客(AFP時事)
22日、ギリシャ・ロードス島で山火事から避難する観光客(AFP時事)

 【アテネ・ロイター時事】エーゲ海に浮かぶギリシャのロードス島で23日、発生から6日目となった山火事により、沿岸の村やリゾート地から住民や観光客が避難を強いられた。政府当局者によると、避難民は約1万9000人に達し、消防当局の報道担当者は、学校や屋内競技場などに身を寄せていると語った。

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 山火事が強風にあおられ、ビーチや遺跡などで人気の島南東部に燃え広がった。22日には沿岸警備隊や民間の船舶が観光客ら2000人以上を退避させた。

 23日は国土のほぼ半分で気温が45度まで上がると予測され、当局は山火事が発生する危険性が非常に高いと警告していた。ギリシャでは近年、以前より暑く乾燥して風が強い夏場の山火事が増えている。