[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ前米大統領は21日、2020年の大統領選での敗北を覆そうとしたとしてジョージア州大陪審に起訴された問題で、出頭して手続きを行うため24日に同州アトランタに出向くとSNS(交流サイト)に投稿した。

起訴は自身の再選に向けた活動を妨害するための政治的動機に基づくものだとも改めて主張した。

CNNは先に、トランプ氏が24日に同州フルトン郡の拘置施設に出頭する計画だと報道。21日に郡の検事と保釈金や保釈条件について話し合いが行われた際、出頭する日が決まったと伝えた。

トランプ氏は側近ら18人とともに先週、41件の罪状で起訴された。

地元の保安官事務所は先に、トランプ氏が拘置施設に出頭する際は一帯を「厳重に封鎖」する見通しだと述べていたが、出頭のタイミングには触れていなかった。

トランプ氏の弁護団と検察当局は21日、20万ドルの保釈金設定のほか、前大統領がソーシャルメディアに脅迫的なメッセージを送ったりしないことなどで合意した。