[ワシントン 31日 ロイター] – トランプ前米大統領は、ジョージア州の大陪審に2020年の大統領選の敗北を覆そうとしたとして起訴された事件で、31日に同州フルトン郡の裁判所へ提出した書面で改めて無罪を強調するとともに、来週予定されている罪状認否手続きには出頭しない考えを示した。

前大統領は「私は正式な罪状認否を(自発的に)放棄した上で、本件の起訴内容については無罪を主張する」と述べた。

事件を巡っては前大統領のほか側近ら18人が起訴されている。

前大統領の弁護団は、これら18人と前大統領は別々に審理を行うよう裁判所側に要請した。18人のうちの1人は10月23日に初公判が開かれるが、弁護団は前大統領に関して準備のための十分な時間が取れないことを理由に挙げた。