Ben BlanchardYimou LeeMaayan Lubell

台湾外交部高官、イスラエルを最近訪問=関係筋

[台北/エルサレム 11日 ロイター] – 台湾外交部(外務省)の呉志中政務次長が最近イスラエルを訪問したことが分かった。3人の関係筋がロイターに明らかにした。台湾はイスラエルに防衛協力を期待している。

台湾とイスラエルに正式な外交関係はない。台湾の上級外交官が海外を訪れることはあるが、イスラエルのような国への訪問は珍しい。

ただ、台湾はイスラエルを重要な民主パートナーとして見ており、2023年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル南部への攻撃とそれに続くパレスチナ自治区ガザでの戦争を受けてイスラエルを強力に支持。それ以来、交流のレベルが高まっている。

関係筋によると、呉氏はここ数週間にイスラエルを訪問。同筋のうち2人は今月訪問したと証言した。

呉氏が誰と会ったのか、何を話し合ったのかについては明かされなかった。

台湾の頼清徳総統は10月、イスラエルの防空システムを部分的にモデルにした台湾の新しい多層防空システム「台湾の盾(Tドーム)」構想を発表した。

台湾外交部は、呉氏がイスラエルを訪問したかどうかについてコメントを避けた。

イスラエル外務省はコメント要請に応じなかった。

▽トランプ氏、ガザ暫定統治機関の人選を来年早々に発表へ<ロイター日本語版>2025年12月11日午前 9:46 GMT+9

Steve Holland

トランプ氏、ガザ暫定統治機関の人選を来年早々に発表へ

[ワシントン 10日 ロイター] – トランプ米大統領は10日、パレスチナ自治区ガザの暫定的な統治機関「平和評議会」メンバーについて、来年序盤に発表するべきだと述べた。

ホワイトハウスで記者団に対し、さまざまな世界的リーダーがメンバー入りを望んでいると指摘。「国王、大統領、首相、みんな平和評議会に入りたがっている」と語った。