
[15日 ロイター] – トランプ米大統領は15日に掲載された英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、北大西洋条約機構(NATO)加盟国がホルムズ海峡の航行再開に協力しなければ、「非常に悪い」未来に直面することになると警告した。
今月末に予定されている中国の習近平国家主席との首脳会談を延期する可能性もあると語った。
「中国も協力すべきだと思う。中国は石油の90%をホルムズ海峡経由で調達しているからだ」と述べ、訪中前に中国政府の立場を確認したいとの意向を示した。
その上で、訪中について「延期するかもしれない」と語った。
ベセント米財務長官と中国の何立峰副首相は15日、パリで2日間にわたる協議を開始した。トランプ氏の訪中に向け、貿易休戦の調整を進めることが狙い。
トランプ氏はFT紙に「ホルムズ海峡の恩恵を受けている人々が、そこで悪いことが起きないよう協力するのは当然だ」と述べた。
14日には、ホルムズ海峡の安全確保のため多くの国が軍艦を派遣すると自身の交流サイトに投稿。中国、フランス、日本、韓国、英国などが艦船を派遣することを期待していると述べていた。
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トランプ氏は、具体的にどのような支援を求めるのかとの質問に、掃海艇のほか、無人機や機雷に対抗するための軍事装備が含まれる可能性があると答えた。
イラン軍については「われわれは非常に激しく攻撃している。彼らに残されたのは海峡でちょっとした問題を起こすことだけだ」と述べた。
また、英国に関して「最大の同盟国と考えられているかもしれないが、私が参戦を求めた際に彼らは来たがらなかった」と改めて非難した。