トランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席(AFP時事)
トランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューに応じ、イランが事実上封鎖する要衝ホルムズ海峡での船舶航行の安全確保に向けて中国が協力しなかった場合、今月末に予定している訪中を延期する可能性があると述べた。トランプ氏は3月31日から4月2日の日程で中国を訪れ、習近平国家主席と会談する予定。

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 トランプ氏はインタビューで、中国が輸入する原油の90%がホルムズ海峡を経由していると主張。「中国も支援すべきだ」と強調したほか、訪中までに時間があるとして「(中国の対応を)知りたい。(訪問を)延期するかもしれない」と語った。

 トランプ氏は14日、日本や韓国などと一緒に中国を名指しし、ホルムズ海峡の航行の安全確保に向け、周辺海域に艦船を派遣するよう期待感を表明。原油価格下落のため海峡の航行再開を目指す中、訪中延期を示唆することで中国に協力を迫る狙いがあるとみられる。