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ジャーナル(10日)、不透明感の裏側、暗い顔で暗い見通し=為政者は知らない「経済は気から」

トランプ氏が大統領に就任してから、いたるところに不透明感が転がっている。原因の大半は前例のないトランプ氏の政策並びに、同氏のコロコロと変わる発言にありそうだ。トランプ氏がいたるところで「不透明感」を生み出している。だが、 …

ジャーナル(9日)、メディアの喧騒が嘘のような静けさ、焦点がずれた政策論争=姿を消した「手取りを増やす」論争

参院選が始まっているが、連日のメディアの喧騒が嘘のように私の周辺は静かだ。街宣車は一台も来ない。電話もなければメールも来ない。新聞はまったくとっていないので、選挙情報はネットかテレビだけ。どちらもけたたましいほど大量の情 …

ジャーナル(8日)、上乗せ関税は25%、書簡公表、トランプ大統領=当初比プラス1%の意味を問う

トランプ大統領の新たな上乗せ関税が公表された。大統領自身のSNSであるTruthSocialに投稿した。4月2日に公表された24%(一律分10%、上乗せ分14%=24%)に比べると1%上乗せされた。同大統領は1日に「日本 …

ジャーナル(7日)、交渉難航、出口見えないトランプ関税=実施は8月1日だが・・・

上乗せ関税の停止期間を9日に控えて、関税をめぐる交渉が難航している。米政権内部の意志統一もなされていないような雰囲気だ。日本に限らずE U 、韓国、中国も水面下で依然として抵抗しているようだ。トランプ大統領は7日に新たな …

ジャーナル(4日)、参院選が合意を制約、ベッセント財務長官=トランプ氏、新しい税率を手紙で通告か

今週は日米の関税交渉にほぼこの欄を費やしてきた。主要メディアの報道をみても、両国担当者の緊迫感はそれなりに感じるのだが、何が問題になっているのか交渉の具体的な中身は一向に伝わってこない。報道機関の取材能力が乏しいのか、当 …

ジャーナル(3日)、参院選公示日に思うこと、自民党は烏合の衆か=国益に反する「指示待ち」国会議員

今日は参院選挙の公示日、20日の投票に向けて熾烈な選挙戦が始まる。選挙の焦点はただ一つ。自民党が選挙後も国政を担う政党であるかどうかだ。要するに自公連立政権は衆議院では過半数を割り込んでいるが、参議院では両党で141議席 …

ジャーナル(2日)、石破・赤沢ライン、成果なく上乗せ関税の期限迫る=トランプ氏、日本には30%~35%もと圧力

日米の関税交渉を担う石破・赤沢ラインに、個人的んには当初から深い疑念を抱いていた。それが現実のものになった。トランプ大統領は1日、上乗せ関税の停止期間を延しないと表明。日本に対しては「合意は無理。税率は30%〜35%もあ …

ジャーナル(1日)、相互関税は日本潰し、第3の占領政策=過去の歴史が物語る米国の対日戦略

トランプ関税の先行きが怪しくなってきた。当初から想定された事態である。昨日のこの欄で「松田プラン」に触れた。松田学氏の著書「日本再興(経済編)」(方丈社刊)には、気になる過去の事例が紹介されている。この本が刊行されたのは …

ジャーナル(30日)、「松田プラン」は日本の出口戦略、政府・日銀は無視=石破・森山ラインには「猫に小判」

都議会議員選挙で参政党が3議席獲得した。国民民主党の9議席に次ぐ躍進だ。立候補者4人で3議席だから、国民民主の18人に比べると、当選比率は参政党が上回る。それはどうでもいいのだが参政党の躍進を機に、前から気になっていた「 …

ジャーナル(27日)、イランの核施設攻撃、壊滅か軽微か割れる評価=背後に反トランプの思惑も

バンカーバスター(地中貫通爆弾)を使った米軍のイラン核施設への攻撃は、失敗だったのか、成功したのか、いまだに議論が続いている。「イランは高濃縮ウランを攻撃前に他の場所に移転した」、「被害は軽微、開発を数カ月遅らせた程度」 …

ジャーナル(25日)、トランプ大統領はイランと核で合意か、原油の中国輸出認める発言も=原油価格が急落

急展開するイラン情勢。トランプ大統領の発言で世界中が大揺れに揺れている。情勢の変化があまりにも急激なため、何がどうなっているのか、ニュースを的確にフォローするのに一苦労する。そんな中でけさ目に止まったのはBloomber …

ジャーナル(24日)、石丸伸二が目指す地方議会とは、「再生の道」議席ゼロ=メディアは何を報道したか

都議会選挙に42人の候補者を擁立した石丸新党「再生の道」、当選者はゼロだった。筆者はきのうこの欄で「選挙公約もなく、候補者の任期は2期8年という縛りがあるだけの政党。石丸流の政治手法が今回は有権者の評価につながらなかった …

ジャーナル(23日)、都議選、自民党大敗、都民ファ第1党に=小池知事の影響力は強まるか

都議選の開票結果が判明した。自民党が大敗し、小池知事率いる都民ファーストが31議席を獲得して第1党に返り咲いた。第1党といっても議席を増やしたわけではない。自民党が有権者に見放された結果、第1党に繰り上がったに過ぎない。 …

ジャーナル(20日)、立民・野田代表、内閣不信任案の提出見送り=見え隠れする配慮、忖度、思惑

立憲民主党の野田佳彦代表が国会の会期末を控えた19日、恒例ともいうべき石破内閣に対する不信任決議案の提出を見送った。日本維新の会の前原共同代表、国民民主党の玉木代表にその旨を伝え、記者団にも説明した。事前の予想通りの展開 …

ジャーナル(17日)、コメの作況指数廃止の裏を読む、小泉総理実現への布石か=DSが見限った石破・森山政権

カナダのカナナスキスでG7首脳会議が始まったが、その機を捉えたかのようなタイミングで農林水産省が16日、コメの作況指数廃止と新しい指数の開発を発表した。NHKによると新しい指数は「人工衛星やAI、それに収穫量の測定が可能 …

ジャーナル(16日)、G7首脳会議を前に中東情勢緊迫、石破総理に出番はあるか=関税では相変わらず「相互の利益」強調

G7首脳会議を前に国際情勢が緊迫している。イスラエルがイランの核関連施設や石油関連施設を標的にした武力攻撃に打って出た。16日に予定されていた米国とイランの協議は中止され、ドイツのワデフル外相はフランス、英国とともにイラ …

ジャーナル(13日)、コメ騒動収束の兆しなし、「急いては事を仕損じる」=高齢者が目立つ長蛇の列

随意契約による備蓄米の放出でコメ価格を大幅に引き下げる−江藤前農林水産大臣の失言を受けて登場した小泉大臣の鶴の一声で走り出した備蓄米の放出。連日テレビを見ながら気になることがある。全国に広がった備蓄米の放出に連なる長蛇の …

ジャーナル(12日)、米中関税交渉決着か、米国前向きの評価=中国は沈黙守る

トランプ関税をめぐる注目の米中交渉が終了した。トランプ大統領は「米国との貿易に中国市場を開放すべく、緊密に協力していく。これは両国にとって偉大な勝利になるだろう!!!」と自身のS N S、トゥルース・ソーシャルに投稿した …

ジャーナル(10日)、公的年金、運用改革でCIO採用へ=どうする公的年金の制度改革

Bloombergに面白い記事が投稿されていた。題名は「公的年金でCIO新設相次ぐ、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)出身者の起用も-進む運用改革」。一般的にはあまり注目されない記事だろう。大量に蓄積された年金資 …

ジャーナル(9日)、日米の共通点と相違点、整わない関税対応=DS対応で足並みに乱れ

米国ではトランプ大統領と側近だったイーロン・マスク氏の対立が激化している。原因は財政の健全化をめぐる認識の違い。トランプ氏の「大きくて美しい法案」、別名「減税法案」にマスク氏が強烈に噛みついた。DOGE(政府効率化省)を …

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