[ワシントン 22日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任し、後任にジョン・ボルトン氏(69)を充てるとツイッターで明らかにした。ボルトン氏はイランや北朝鮮に対する軍事力行使を支持するタカ派で、ロシアに対しても強硬路線をとっている。トランプ氏にとってはこの1年2カ月で3人目の国家安全保障問題担当大統領補佐官となる。
ジョージ・W・ブッシュ政権下で国務次官(軍備管理担当)を務めた際には2003年のイラク侵攻を主唱。ここ数年は保守派の論客として北朝鮮の核問題に強硬姿勢をとるよう主張しているほか、15年のイラン核合意の破棄も訴えている。