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現地で調査した担当者が23日までに帰国するとトランプ氏
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ムニューシン米財務長官がムハンマド皇太子と会談
トランプ米大統領は22日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と話したと説明した上で、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が死亡した経緯に関するサウジ政府の説明に依然満足していないと語った。
ホワイトハウスの庭で記者団に対しトランプ大統領は、トルコとサウジで調査に当たっている「非常に才能豊かな人たち」が23日中に帰米し、自分に結果を説明してくれる予定だと述べた。
ムニューシン米財務長官はこの日、サウジのリヤドでムハンマド皇太子と会談した。会談後、サウジ外務省はツイッターにムハンマド皇太子とムニューシン長官が並んで座っている写真を投稿。写真には「皇太子は米財務長官と会談し、サウジと米国の戦略的パートナーシップの重要性を強調した」との説明が添えられていた。
トランプ大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏は22日のニューヨークでのCNNのイベントで、ホワイトハウスが引き続きカショギ氏殺害に関する情報を収集していると説明する一方で、政府はサウジとの同盟関係の維持を望んでいると述べ、殺害におけるサウジ政府の役割について重くは見ていないことを示唆した。
クシュナー氏は、サウジ政府はカショギ氏の死に関して欺瞞(ぎまん)的であったかとの質問に、「私は毎日のように不正なものを目にしている。中東でも目にするし、ワシントンでも同じだ。われわれは油断せず注視している」と述べた。
クシュナー氏は、一部の共和党上院議員がカショギ氏の死に直接ないし間接的に責任があると主張しているムハンマド皇太子と個人的に親しくしている。同氏は、この問題に関して「透明性」を確保するようにムハンマド皇太子に助言したと述べた。米政府がムハンマド皇太子との協力関係を見直すかとの問いにクシュナー氏は、「全ての事実を得てから評価を行う」と答えた。
原題:Trump Says He’s ‘Not Satisfied’ With Saudi Khashoggi Explanation(抜粋)
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