[ワシントン 26日 ロイター] – トランプ米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン氏は今週3日間にわたり行われる議会証言で、トランプ氏が2016年米大統領選で共和党候補指名を獲得した後もモスクワに高層ビル「トランプタワー」を建設する計画についてコーエン氏に複数回問い合わせていたことを明らかにする見通し。関係筋が26日、ロイターに対し明らかにした。
議会証言は同日から3日間の日程で始まった。
議会筋2人によると、この日行われる上院情報委員会での非公開の証言では、トランプ大統領と側近によるロシアとの取引のほか、コーエン氏が過去に議会に対し虚偽の証言をしたことが焦点になる。
一連の証言では、トランプ大統領の私事や資産報告書に関する情報も明らかにする見通し。
27日に開催される下院監視・政府改革委員会の公開証言では、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんへの口止め料支払いを巡る「微細な情報」や、大統領就任後の「金の流れ」に関する情報を明らかにする見通し。
下院情報委員会での証言は28日に非公開で行われる。
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