[ワシントン 5日 ロイター] – 米ホワイトハウスのナバロ大統領補佐官(通商製造政策局長)は5日、対メキシコ関税が発動されない可能性があるとの認識を示した。
トランプ大統領は前週、メキシコ国境からの不法移民流入に同国が十分に対応していないとし、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明した。
ナバロ氏はCNNに対し、「メキシコが不法移民問題に注目し始めたことから、同国に対する関税は発動されないと確信している」と語った。
ペンス副大統領、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ポンペオ国務長官はこの日、関税を巡りワシントンでメキシコの交渉団と協議する。