【ソウル時事】韓国大統領府は27日、不動産投機疑惑が浮上した金起杓「反腐敗」秘書官が辞意を伝え、文在寅大統領が受け入れたと発表した。事実上の更迭。「反腐敗」秘書官は公職者の不正・腐敗を担当するポストで、検事出身の金氏は3月末に就任したばかりだった。

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 26日に都市開発予定地近くの林野を安価で購入していた疑惑が報じられていた。金氏は「投機目的ではない」と釈明しているが、大統領府関係者は「その説明は、国民の目線では納得できる水準ではない」と述べた。