【台北時事】台湾国防部(国防省)によると、中国軍機延べ39機が2日、相次いで台湾の防空識別圏に一時侵入した。同部が昨年9月に中国空軍機の動向を公表し始めて以降、2日連続で最多を更新。台湾に対する威嚇行動とみられるが、台湾側は30機を超える空軍機を連日飛来させた中国側の狙いを分析している。
侵入が確認された中国軍機は、戦闘機「殲16」26機と「スホイ30」10機、対潜哨戒機「運8」2機、早期警戒管制機「空警500」1機。
国防部は2日夜、中国軍機20機が昼間に侵入したと発表。3日未明になって、新たに19機が夜間に侵入したと発表した。1日にも同様に昼間と夜間に計38機の侵入が確認されている。
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