[5日 ロイター] – 米衛星運用会社のマクサー・テクノロジーズは、ロシア軍の占領期間中にウクライナのブチャを撮影した衛星写真で、路上に住民の遺体が確認できると指摘した。
ロシアはウクライナ軍が殺害したか演出だと主張している。
マクサーは3月18、19、31日に撮影されたブチャの写真9枚をロイターに提供した。このうち少なくとも4枚は道路に複数の遺体があるように見える。同市は3月30日ごろまでロシア軍に占領されていた。
マクサーは遺体が何週間も路上に放置されていたことを高解像度の衛星写真が裏付けていると説明した。
米ミドルベリー国際大学院の東アジア非核化プログラムディレクター、ジェフリー・ルイス氏は「ロシア軍がこの地域を支配していたときから遺体が存在したことを衛星写真は示している」と語った。