[ワシントン 9日 ロイター] – バイデン米大統領は9日、前日の議会中間選挙で与党・民主党が予想以上に善戦したことを受け、「民主主義にとって良い日になった」と述べた。また、2期目を目指して2024年の次期大統領選に出馬する意思があり、来年初めに最終判断すると語った。

今月80歳になるバイデン氏は記者団に、2期目出馬の考えに変わりはないが家族と相談して決めると話した。前回20年の大統領選の対立候補だったトランプ前大統領の再出馬に関する発表とは関係なく判断するとした。

開票が続く中間選挙は共和党が下院の過半数を奪還する可能性が高いが、民主は大敗するとの予想に反し接戦に持ち込んだ。上院は議席数がなお拮抗している。

ホワイトハウスの当局者らは、バイデン氏が選挙戦で民主主義の弱体化を阻止する必要性や人工妊娠中絶の権利擁護などを訴えたことが、功を奏したと分析した。

バイデン氏は、共和党と協力する用意があるとも語った。「国民は、共和党にも私との協力を期待していることを明確に示した」と強調した。

ただ、共和党が提案する可能性のある中絶を禁止する連邦法には拒否権を行使し、富裕層への減税にも反対する考えを示した。

アジア歴訪後に民主、共和両党の指導部をホワイトハウスに招き、今後の優先事項を話し合う意向を示した。