16日の東京債券市場で、長期金利の代表的指標となる新発10年物国債の利回りが上昇(債券価格は下落)し、一時、0・510%をつけた。2営業日連続で日本銀行が長期金利の上限とする「0・5%」を上回った。物価上昇(インフレ)が進み、日本銀行が17、18日に開く金融政策決定会合で、現在の金融政策を修正するとの思惑が金利の上昇圧力を高めている。