[ダボス(スイス) 17日 ロイター] – ゼレンスキー・ウクライナ大統領のオレナ夫人は17日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し「平和を取り戻すには結束が必要」と訴え、ウクライナでの戦争終結に向け影響力を駆使するよう各国や企業の首脳らに促した。

オレナ夫人はさらに、ゼレンスキー大統領が策定した和平案に関する書簡を中国の劉鶴副首相に手渡す計画と明らかにした。

書簡はその後、習近平国家主席に渡される見通し。中国はロシアのウクライナ侵攻を非難していない。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長とスイスのベルセ大統領にもゼレンスキー大統領の和平案に関する書簡を手渡したという。