[ワシントン 24日 ロイター] – フィンランドのハービスト外相が北大西洋条約機構(NATO)加盟申請を巡る同国とスウェーデン、トルコによる三者協議を数週間小休止する必要があるという認識を示したことを受け、米国務省のプライス報道官は24日、フィンランドとスウェーデンの早期のNATO加盟を支持すると改めて述べた。

トルコのエルドアン大統領がスウェーデンの首都ストックホルムで先週末行われた抗議デモでイスラム教の聖典コーランが燃やされたことを受け、スウェーデンはNATO加盟を巡りトルコの支持を期待すべきではないと語ったことに対しては、フィンランドがスウェーデン抜きで加盟するかという質問を受け入れるつもりはないとした。