[モスクワ 30日 ロイター] – ロシア外務省は30日、中国との関係を「新たな水準」へ引き上げたいと表明し、中国政府高官との対面協議に期待を示した。

「ロシアと中国の2国間協力の可能性は決して尽きていないと確信している」と強調。両国間の貿易の規模を2000億ドルへ拡大する目標を前倒しで達成し、中国との関係を「大幅に深化」させることを目指しているとした。

これに先立ちロシア経済誌ベドモスチは、中国外交担当トップの王毅氏が2月にロシアを訪問すると報じていた。

報道によると王氏はプーチン大統領と面会する可能性がある。訪問の目的は不明だが、習近平国家主席のロシア訪問の準備に関連している可能性があるという。

中国外務省の毛寧報道官は定例会見で王氏の訪ロに関する質問に対し、承知していないと答えた。