[29日 ロイター] – ベラルーシのルカシェンコ大統領は29日、同国とロシアの連合国家に参加したい国があれば、どの国にも核兵器を用意できるだろうと述べた。

「連合国家」を形成しているロシアとベラルーシは25日、ロシアの戦術核ミサイルをベラルーシ領内に配備することを正式決定する協定に調印した。

ルカシェンコ氏はロシアの国営テレビが28日遅く公表したインタビューで、両国には団結する唯一無二の機会があることを「戦略的に理解」する必要があると指摘。

「われわれがロシア連邦と持っているのと同じ緊密な関係をカザフスタンなどが持つことに誰も反対しない」とし「もし心配なのであれば、非常に簡単なことだ。ベラルーシ・ロシア連合国家に参加すればよい。それだけだ。あらゆる人のために核兵器があるだろう」と述べた。

同氏はこれは自身の見解であり、ロシアの見解ではないとも発言した。

歴史的にロシアと緊密な関係にありながらロシアによるウクライナの一部地域併合を認めていないカザフスタンは、ルカシェンコ氏の呼びかけ拒否した。

大統領府によると、トカエフ大統領はメッセージアプリのテレグラムで「彼の冗談にお礼を言う」と述べた上で、カザフスタンはすでにロシア主導の貿易圏であるユーラシア経済連合(EAEU)に加盟しており、これ以上の統合は必要ないとした。

「核兵器については、核不拡散条約と包括的核実験禁止条約に加盟しているので必要ない」とし、国際的な協定が定める義務に引き続きコミットしていると述べた。