[ニューデリー 4日 ロイター] – インドのモディ首相は4日、議長国として開催した上海協力機構(SCO)のオンライン首脳会議で、各加盟国は共同でテロと闘い、アフガニスタンを支援するほか、食料・燃料・肥料不足などの世界的な課題に取り組むべきだと述べた。

また、世界は紛争や緊張に巻き込まれているとの認識を表明。「われわれはグループとして、国民の期待や野心に応えることができるのか、現代の課題に立ち向かうことができるのか、一緒に考える必要がある」と語った。

イランは4日に9番目のメンバーとして加盟する予定で、ベラルーシは今後の加盟につながる覚書に署名する。

オブザーバー資格を持ち、ロシアと緊密な関係にある両国がメンバーとして承認されれば、上海協力機構は欧州とアジアの両地域で西側に勢力を伸ばすことになる。