[アレクサンドロポリス(ギリシャ) 22日 ロイター] – 欧州南部が猛烈な熱波に見舞われる中、ギリシャ北部の消防当局は22日、森林火災が数日続き、18人の焼死体が発見されたと明らかにした。

ギリシャのメディアによると、遺体が見つかった地域はトルコからギリシャに向かう移民のルートとなっており、不法移民のものとみられるという。

また、ギリシャ北東部の湾口都市アレクサンドロポリスの病院では森林火災の影響で新生児を含む65人の入院患者が退避を余儀なくされ、フェリーが臨時医療施設として使用されているという。

スペインやイタリア、ポルトガルも、気候変動に関連した高温や乾燥した状態、強風による森林火災の対応に追われている。気象当局によると、これらの多くの地域では気温が40度に達する、もしくは40度を超える見通し。

スペインではカナリア諸島のテネリフェ島で約1週間にわたり大規模な森林火災が続いており、数千人が避難を強いられている。

イタリアではイタリア半島西岸に近いエルバ島で21日に森林火災が発生し、約700人が避難した。

イタリア当局は22日、ローマ、ミラノ、フィレンツェを含む主要16都市に猛暑への警戒を促す「レッドアラート」を発令し、最も暑い時間帯の外出を控えるよう呼びかけた。

フランス南部4県でも21日、猛暑への警戒を促す最高警戒レベルの「レッドアラート」が発令。さらにフランス気象当局は22日、レッドアラートを23日からさらに15県に拡大すると発表した。南東部プロバンス地方の大部分と南西部の一部が含まれるという。