
[モスクワ 24日 ロイター] – ロシア国営世論調査機関VTsIOMの集計によると、ロシアのプーチン大統領の支持率は65.6%と、7週連続で低下した。支持率は2022年2月のウクライナ侵攻後に80%近くまで上昇。一時的な低下をはさみ、概ね75%を上回って推移してきており、侵攻後では最低水準に落ち込んだ。
3月には支持率は73.3%、信頼度は77%だった。今回の集計では、信頼度も約71%に低下した。支持率下落の直接的な要因は不明。ロシア経済は今年に入って落ち込みが顕著になっているほか、ここ数か月間でのモバイル通信などネット制限の措置に対して国民に不満が生じているとの指摘もある。
ウクライナとの戦闘状態が継続中で、国家による検閲がある中、国営機関による世論調査の集計内容には、国民の真実の声が反映されにくいとの懐疑的な受け止めもみられる。
ロシアでは9月下旬までに議会選挙が実施される予定。ブロガーや政治家の一部からは社会の混乱リスクを避けるためには、ロシア国内の変革が必要との指摘が相次いでいる。