▽米国株式市場=主要3指数上昇、マイクロソフトなどAI関連株がけん引<ロイター日本語版>2026年9月26日午前 5:44 GMT+9
Noel Randewich, Johann M Cherian

[25日 ロイター] – 米国株式市場は主要株価3指数が上昇して取引を終えた。マイクロソフト(MSFT.O)、新しいタブで開きますなど人工知能(AI)関連のハイテク株が相場を押し上げた。ただ、原油価格の高止まりや米国債利回りの急上昇を受けて、市場では警戒感も広がった。
マイクロソフト(MSFT.O)、新しいタブで開きますは3.7%上昇。同社はこの日、AIアシスタント「コパイロット」の刷新を発表した。AI機能の拡充によりライバルに対抗する狙いがあるとみられる。
半導体大手のクアルコム(QCOM.O)、新しいタブで開きますは4%、AI向けサーバーメーカーのデル(DELL.N)、新しいタブで開きますは5%、それぞれ上昇した。
米国とイランがニューヨークでの協議で、イランがホルムズ海峡を開放し、米国が対イラン経済封鎖を解除するという、段階的な戦闘終結への道筋が模索されているとの報道が市場心理を支えた面もあった。
アカマイ・テクノロジーズ(AKAM.O)、新しいタブで開きますは3.2%高。同社は24日、AI開発企業アンソロピックと総額116億ドルのクラウドサービス契約を締結した。これには、アンソロピックにアカマイ株の最大5%を取得できるワラント(新株予約権)を付与する内容も含まれる。
これについて、グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーティン氏は「人々が依然として投資を続け、取引が成立しているという点では前向きな材料だ」と指摘。これも循環的な取引の一つだとした上で「結果的にアカマイの株価は上昇している」と述べた。
一方、メタ・プラットフォームズ(META.O)、新しいタブで開きますは3.3%下落。同社の株価は今週、AIエージェント「ミューズ」への反応を背景に約13%急騰した。ただアナリストらは、ミューズがハイテクインフラ関連株には追い風となる一方、銀行やオンラインショッピングプラットフォーム、その他の消費者向け事業には逆風となる可能性があると指摘している。
米メディアのピープル(PPLI.O)、新しいタブで開きますは11%急伸。ラスベガスでカジノホテルなどを運営するMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM.N)、新しいタブで開きますが同社への買収提案を検討しているとの報道を受けた。
S&P総合500種(.SPX)、新しいタブで開きますの主要11業種のうち7業種が上昇。情報技術(.SPLRCT)、新しいタブで開きますが0.91%高で首位、次いで工業(.SPLRCI)、新しいタブで開きますが0.6%高となった。
週間ではS&P総合500種が1.2%、ナスダック総合(.IXIC)、新しいタブで開きますが2%それぞれ上昇。ナスダックは23日に終値ベースの過去最高値を更新した。
S&P総合500種では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.9対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は149億株。直近20営業日の平均は168億株。
▽NY外為市場=円急伸、日米財務相が円安是正姿勢示す ドル広範に下落<ロイター日本語版>2026年9月26日午前 4:20 GMT+9

[ニューヨーク 25日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、円がドルに対して急伸した。日米財務相が電話会談を行い、強い円が望ましいとの認識で一致したと表明したことを受けた。ドルは原油価格が2%を超えて下落したことを受け、4日続伸に歯止めがかかる方向にある。ただ、利上げ観測の高まりを背景に、週間では2週連続の上昇に向かっている。
円は1.06%高の157.13円をつけ、4日続落に歯止めをかける方向となった。9月7日以来最大の上昇率となる見通し。
日本の財務省は、片山さつき財務相とベセント米財務長官が日本時間の25日夜、電話で会談したと発表した。両氏は円の過小評価が懸念事項であることを改めて確認。金融市場の動向等に関して意見交換を行い、両国間の協力をさらに強化していくことも再確認したという。 もっと見る
それでも円は週間では2週連続の下落に向かっている。市場が先週の日銀による利上げと最新のガイダンスをタカ派色が不十分と判断したためだ。
主要通貨に対するドルの価値を測るドル指数は0.3%安の100.95となった。
ユーロは0.15%高の1.1396ドル。
CMEのフェドウオッチによると、10月会合での連邦準備理事会(FRB)の利上げ確率は約66%と、1週間前の約58%から上昇した。
米コネティカット州スタンフォードのマネーコープでトレーディング・仕組み商品責任者を務めるユージン・エプスタイン氏は「ここ数日でドルはかなり急激に上昇しており、やや行き過ぎているのかもしれない。少し一服しているだけだ。きょうドルが実質的に大きく下落しているとは言えない」と述べた。
英ポンドは0.23%高の1.3246ドル。イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁のタカ派的発言に支えられた。ただ、24日に付けた3カ月ぶり安値近辺にとどまった。
| ドル/円 NY終値 | 157.26/157.30 |
| 始値 | 157.82 |
| 高値 | 157.85 |
| 安値 | 156.95 |
| ユーロ/ドル NY終値 | 1.1391/1.1392 |
| 始値 | 1.1397 |
| 高値 | 1.1411 |
| 安値 | 1.1387 |
表はLSEGデータに基づいています ※外為市場