
[ワシントン 13日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、ロシアによる首都キーウへの弾道ミサイル攻撃に先立ち、西側のパートナー諸国からの警戒情報がなかったと明らかにした。一方、トランプ米大統領は、ロシア製油所への攻撃停止を求めてウクライナに圧力をかけつつも、米国は引き続きウクライナと情報共有を行っていると述べた。
ゼレンスキー大統領はXへの投稿で、トランプ氏が11日、ロシアとウクライナが双方のエネルギー関連施設への攻撃停止で「合意した」と発表して以降、ウクライナはロシアの製油所を攻撃していないと説明。その上で、同盟国から通常得られる弾道ミサイル発射の警戒情報がないまま、夜間にキーウに対する「極めて卑劣な」攻撃が行われ、ミサイル5発が民間インフラに着弾したと述べた。
「ロシアの弾道ミサイル発射に関する情報は人命救助に役立つ。これは最も重要な問題の一つだ」としつつ、警戒情報がなかったことと米国の脅しに結び付けることは避けた。
一方、トランプ氏は13日、米国は引き続きウクライナと情報共有を行っており、ロシアとウクライナの戦争終結を望んでいると述べた。
トランプ氏は記者団に対し「われわれはウクライナを支援しており、情報も共有している」とし、「戦争の終結を望んでいる。そのため、戦争を終わらせるためにウクライナともロシアとも協議を続けている」と語った。
ロイターなどは、米当局者がウクライナに対しロシアの製油所への攻撃を停止しなければ、情報共有や武器売却を打ち切る可能性があると警告したと報じていた。ただ、ウクライナのシビハ外相はこの日、ウクライナは米国から引き続き情報提供を受けていると述べている。