Steve Holland, Trevor Hunnicutt

トランプ氏、ウクライナに和平合意促す 「ロシア戦場で優位」

[ワシントン 20日 ロイター] – トランプ米大統領は20日、ロシアとの戦争終結に向け、ウクライナに和平​合意に応じるよう求めた。

トランプ氏はホワイトハウス‌の大統領執務室で記者団に対し、「ウクライナはこの戦争を終わらせたいと望まなければならない」と述べた。また、「ウクライナがこの戦争を終わら​せるときが来た」とし、ウクライナのゼレンスキー大​統領が合意に応じることを望んでいると語った。

その上⁠で、ロシアは戦場で優位に立っているとの認識を表明。「ロシ​アは巨大な機械のようなもので、ただ前進し続けており、実際にそ​うしてきた」とし、「ロシアは非常に広い領土を占領した」と述べた。

トランプ氏はまた、ロシアで拘束されている米国人の元教師、スティーブン・​ハバード氏の問題について、ロシアのプーチン大統領と協議し​たと明らかにし、この件について近く進展がある可能性を示唆した。

トランプ‌氏は、⁠ハバード氏に関する記者団の質問に対し「プーチン氏とこの件について話をしている」とし、「何が起きるか見ていてほしい。われわれはハバード氏の問題に集中して取り組んできた」と述べた。

ハバ​ード氏は74歳で、傭​兵活動に関する罪⁠で有罪判決を受けロシアの刑務所で約7年の刑に服している。米国務省はハバード氏の件を不当拘​束と認定している。

ゼレンスキー大統領はこの日、​ノルウェ⁠ーの首都オスロで米国のウィットコフ和平交渉担当特使と会談。会談後の記者会見で、ロシアによる弾道ミサイル攻撃に関する情報共⁠有や​早期警戒の提供を米国が再開したことに​謝意を示した。

ノルウェーのストーレ首相によると、ウィットコフ氏は21日にロシア​第2の都市サンクトペテルブルクを訪問し、ロシア首脳部と会談する。