▽米国株式市場=S&P・ナスダック反発、AI主力株に買い 中間選挙結果控え<ロイター日本語版>2026年11月4日午前 7:02 GMT+9

[3日 ロイター] – 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が反発して取引を終えた。米中間選挙の結果判明を前に、人工知能(AI)関連の主力株が上昇した。
一方、前日に四半期決算を発表したアップルは1.9%下落。メモリー半導体価格の上昇が続き、年末商戦を含む第1・四半期(10─12月)の売上高総利益率を圧迫するとの見通しを示したことを嫌気した。 もっと見る
メモリー半導体メーカーのマイクロン・テクノロジー(MU.O)、新しいタブで開きますは2.6%、4営業日続落していたエヌビディア(NVDA.O)、新しいタブで開きますは2.3%、それぞれ上昇。
引け後に四半期決算を発表するAMD(AMD.O)、新しいタブで開きますも買われ、フィラデルフィア半導体指数(.SOX)、新しいタブで開きますが上昇した。
マイクロソフト(MSFT.O)、新しいタブで開きますとアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)、新しいタブで開きますはいずれも2%超上昇した。
インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「アップルのような安全性の高いハイテク株から、半導体メーカーなどよりリスクの高いハイテク株に資金が移っている」と指摘。「ナスダック主導のリスクの高い相場で、明らかに押し目買いが入っている」と述べた。
ナスダック100指数(.NDX)、新しいタブで開きますは2日、10月6日に付けた終値での最高値を10%超下回って取引を終え、調整局面入りが確認された。投資家はAIインフラへの巨額投資が、短期的なキャッシュ創出のペースを上回っていることを懸念している。
S&P500は10月6日に付けた終値での最高値から約3%下落しているが、年初来ではなお10%超上昇している。
この日はS&P500の主要11セクターのうち6セクターが下落。主要消費財(.SPLRCS)、新しいタブで開きますや素材(.SPLRCM)、新しいタブで開きますの下げが目立った。
AIを活用した分析ソフトウエアを提供するパランティア・テクノロジーズ(PLTR.O)、新しいタブで開きますは、第3・四半期の売上高が市場予想を上回り、第4・四半期の見通しも予想を上回ったものの、株価は下落した。
3日の中間選挙では、有権者が第2次トランプ政権の最初の2年間に審判を下す。
マホニー・アセット・マネジメントのケン・マホニーCEOは「市場は財政政策、規制、税制、政府支出への潜在的な影響を見極めることになる。かなり前から相場変動を招くイベントと見られてきただけに、これを通過できるのは好ましい」と述べた。
モルガン・スタンレーは今週、6月に始まった米株式市場の調整は「最終局面」にあり、中間選挙を通過すれば市場の大きな重荷が取り除かれるとの見方を示した。 もっと見る
S&P500構成銘柄(.AD.SPX)、新しいタブで開きますでは、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.6対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は約166億株。直近20営業日の平均は174億株。
▽NY外為市場=ドルもみ合い、中東情勢や米中間選挙の影響にらみ<ロイター日本語版>2026年11月4日午前 5:41 GMT+9

[ニューヨーク 3日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、米・イラン間の合意の可能性や米中間選挙の結果を巡る不確実性が意識される中、ドルは小幅な上昇と下落を繰り返した。一方、豪ドルと中国人民元は、それぞれの中央銀行による政策を受けて軟調に推移した。
投資家は、3日の中間選挙で米議会の支配権が移る可能性が市場に与える影響を見極めようとしている。民主党が勝利すれば、資産価格、とりわけ市場の主要な原動力となってきた人工知能(AI)関連銘柄のボラティリティーが高まる可能性に関心が集まっている。
ドルはこの日、小幅な上昇と下落の間で推移。イラン戦争終結に向けた協議を巡って相反するシグナルが出たことを受け、原油価格は不安定な値動きとなった。 イラン高官は3日、ロイターに対し、米国との終戦合意にはなお大きな隔たりがあると述べた。一方、仲介役のカタールは、双方の溝を埋め、米中間選挙後の再度の事態激化を回避するため、取り組みを強めている。
マネックスUSAのシニアトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「残念ながら、われわれは非常に矛盾したメッセージを受け取っている。一歩前進したかと思えば、また一歩後退するような状況だ」と指摘。「私の全体的な見方としては、ドルには下落の余地がある。その理由の一つは、連邦準備理事会(FRB)に関してもはやコンセンサスが得られなくなったことだ。もう一つは、政府間あるいは政治的な摩擦で、これはおそらくドルのマイナス要因となるだろう」と語った。
主要通貨に対するドル指数は0.07%高の101.83。
円は対ドルで0.47%安の1ドル=158.66円。
オフショア取引でドルは対中国人民元で0.35%高の1ドル=6.67元と、5月15日以来最大の上げ幅を記録した。中国人民銀行(中央銀行)は3日、金融機関に義務付ける外貨の預金準備率を引き上げると発表した。ドルの流動性を引き締め、最近の人民元上昇のペースを抑える狙いがある。
豪ドルは対ドルで、一時0.51%下落した後、取引終盤で0.4%安の0.6968米ドル。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、18年ぶりの高水準となる4.85%とした。
ユーロは0.07%高の1.1193ドル。
英ポンドは0.11%高の1.3418ドルとなった。
| ドル/円 NY終値 | 158.66/158.69 |
| 始値 | 158.23 |
| 高値 | 158.76 |
| 安値 | 157.99 |
| ユーロ/ドル NY終値 | 1.1193/1.1195 |
| 始値 | 1.1181 |
| 高値 | 1.1201 |
| 安値 | 1.1176 |
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