[15日 ロイター] – 米金融大手シティグループ(C.N)が15日公表した第2・四半期決算は、好調な消費者向け融資やコスト抑制策が奏功して利益がアナリスト予想を上回った。 

純利益は48億ドル(1株当たり1.95ドル)で、前年同期の45億ドル(同1.63ドル)から増加。電子取引の米トレードウェブ(TW.O)投資関連の一時利益(1株当たり0.12ドル)も含んだ。 

収入が2%増の187億6000万ドル。 リフィニティブがまとめたアナリスト予想は1株利益が1.80ドル、収入は185億ドルだった。 有形自己資本利益率は11.9%と、前年同期から1%ポイント強上昇した。 

費用が2%減った。総融資が3%増の6890億ドル、預金(為替変動除く)は5%増の1兆0500億ドルだった。純金利収入は2%増えた。 融資と預金を増やし、景気見通しが消費者の借り入れ能力に悪影響を及ぼす懸念を和らげた。 

マイケル・コーバット最高経営責任者(CEO)は声明で「戦略を実行し、支出規律やクレジット、リスクマネジメントを示すことで、不透明な環境をうまく乗り切った」と話した。 

トレーディング事業は弱含んだ。債券トレーディング(トレードウェブ投資益除く)が4%減、株式事業で9%減った。 純金利マージン(調達金利と貸付金利の差)は前年同期の2.70%から2.67%に低下。前四半期の2.72%からも低下した。アナリストからは、他の大手行も純金利マージンが低下していないか懸念されるとの声が聞かれた。