7日、ニューハンプシャー州で米大統領選の討論会に臨む民主党候補の(左から)ブティジェッジ、サンダース、バイデン各氏(AFP時事)
7日、ニューハンプシャー州で米大統領選の討論会に臨む民主党候補の(左から)ブティジェッジ、サンダース、バイデン各氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦、ニューハンプシャー州予備選(11日)を控え、主要7候補によるテレビ討論会が7日夜、同州で行われた。各候補は、互いの政治手法やトランプ大統領に勝つための条件をめぐり激論を交わした。

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 口火を切ったのは、初戦のアイオワ州党員集会で暫定首位に立ち勢いに乗る穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)。急進左派のサンダース上院議員(78)を名指しし、「極端な路線に突き進まなければ意味がないという政治で、人々を分断させている。人々の統合が求められる時代において最も危険な手法だ」と非難した。

 これに対し、サンダース氏は「億万長者でなく労働者のための政治理念を提示してこそ、人々を束ねられる」と反論。米国を医療保険さえ国民の権利として保障されない唯一の大国だとし、そうした状況に終わりを告げることが「人々を束ね、トランプ氏を倒す方法だ」と訴えた。

 アイオワで4位と振るわなかった全国支持率トップの穏健派バイデン前副大統領(77)も挽回に懸命になった。サンダース氏が提唱する国民皆保険について「どれだけの費用が掛かるのか。誰が支払うのか。それで中流階級の増税なしで済むなどと言うのはばかげている」と攻撃した。