[アディスアベバ/ナイロビ 19日 ロイター] – アフリカ疾病対策センター(CDC)は19日、アフリカ諸国の新型コロナウイルス感染例が今後増加する公算が大きいとの認識を示した。 

アジアや欧州に比べ、アフリカでの新型コロナ感染は緩慢なペースでの拡大にとどまっている。しかし、この日はチャドとニジェールで初の感染が確認され、これまでにアフリカ諸国36カ国、700人超の感染が確認されている。 

アフリカCDCのJohn Nkengasong所長は「検査もれのケースがあることは明白で、状況は改善する前に悪化するだろう」と述べた。 

感染拡大防止に向け、アフリカ各国政府は航空便の運航停止や学校・レストランの閉鎖などの措置に踏み切っているものの、Nkengasong所長はこうした取り組みが感染ペースを遅らせることに寄与しても、ウイルス封じ込めにはつながらないとし、感染例は今後増加する見通しと述べた。 

世界保健機関(WHO)のアフリカ担当マトシディソ・モエティ氏によると、2月時点でアフリカ諸国では新型コロナの検査を実施していたのは南アフリカとセネガルのみだったものの、現在は40カ国で検査が可能になったという。