• モデルナ、治験結果の詳細を後に発表へ-目立った危険性見当たらず
  • 近く第2相試験を予定、7月には最終段階の第3相試験へ-株価急伸

米バイオテクノロジー会社のモデルナは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が初の臨床試験で有力な初期兆候を示したと発表した。新型コロナの撃退を助ける免疫システム反応が体内に作られる可能性が示されたという。

  モデルナの発表によると、少人数を対象にした第1相試験は主にワクチンの安全性を見るために実施されたもので、目立った危険な兆候は見られなかった。試験は米国政府と共同で進められ、今後も対象を広げて続ける計画だ。

  モデルナは試験結果の詳細を今後発表する予定だという。  

  モデルナによると、次の段階である第2相試験は近く開始される見通しで、最終段階の第3相試験は7月に開始する。ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は第3段階の試験には健康なボランティア数千人に協力してもらう可能性が高いと述べた。

  第1相試験で研究者らは治験参加者の血液サンプルを調べ、ワクチンが理論的に感染を防御できると考えられる抗体を作り出すのを手助けするかどうかを検証した。2つの比較的低用量の投与レベルでは2回目の投与後に、新型コロナから回復した人で見いだされた水準と同等以上の抗体価が確認された。

  18日のニューヨーク市場でモデルナの株価は一時30%高の87ドルと、取引時間中として上場来高値を更新した。

原題:Vaccine From Moderna Shows Early Signs of Immune Response (2)Moderna Vaccine Shows Promise in Global Race Against Virus (1)(抜粋)