[ワシントン 14日 ロイター] – 米連邦捜査局(FBI)は14日、レバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発に関連する捜査について、レバノン政府の要請を受け協力すると確認した。 

FBIはロイターの取材に対し、「8月4日にベイルートの港湾地区で発生した爆発について、FBIはレバノン政府の要請を受けて捜査に協力する」と表明。 ただ「これはFBIとしての捜査ではないため、現時点でこれ以上のコメントは行わない。今後の質問には捜査を率いるレバノン当局が対応する」とした。 

当局者は、FBIが具体的にどのような協力を行うのか、また、FBI当局者がすでにベイルートに向かったかなどについて、FBIは情報を提供できないとしている。 

米政府関係者はこれまでに個人としての立場で、状況証拠に基づくと爆発は事故だった公算が大きいとの見解を表明。ただ関係筋によると、何らかの攻撃だった疑いも排除できないため、情報を収集する。 

ヘイル国務次官は前日、ベイルートの大規模爆発に関連する捜査にFBIが参加すると明らかにしていた。