立憲民主、国民民主両党などによる合流新党は、代表選を9月7日の週に行う方向だ。立憲の枝野幸男代表が当選を確実視される一方、無投票を回避するため、国民の泉健太政調会長を擁立する動きもある。

<立憲民主党と国民民主党の新党構想>

 合流新党には、立憲(89人)、国民(62人)、無所属2グループ(20人)から、計150人程度が参加する見通し。1日に合同の選挙管理委員会を開き、代表選の日程を決める予定で、立候補には20人以上の推薦が必要となる。

 枝野氏は3日にも出馬表明する方針だ。これに先立ち、立憲の赤松広隆衆院副議長が率いるリベラル系の党内最大グループは28日、26人分の署名を添えて支援を伝達。枝野氏は「心強い」と応じた。

 国民の小沢一郎衆院議員らと会談を重ねるなど、立憲以外への働き掛けも本格化。立憲幹部によると、無所属グループの大半から支持を取り付けたという。枝野氏に近い関係者は「(代表選を)やりたいわけではない」としつつも、「やるなら圧勝が必要だ」と強調した。

 これに対し、国民側は泉氏を推す。辞任表明した安倍晋三首相の後継首相が、早期の衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を見据え、「代表選で新党の存在感を発揮した方がいい」(中堅)との判断からだ。代表選で一定の支持を得られれば、合流新党で影響力を確保できるとの思惑も透ける。

 無所属グループにも代表選の実施を求める声が根強い。岡田克也元外相は「新党の門出だからやった方がいい」と記者団に語った。