【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)が17日発表した世論調査結果によると、20日に就任を控えたバイデン次期大統領の支持率は67%、不支持率は25%だった。最近の大統領が就任直前に得た支持率と比べると、トランプ大統領の40%を大幅に上回ったものの、ブッシュ(子)元大統領(72%)、オバマ前大統領(80%)には及ばなかった。

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 「バイデン氏が米国の将来について正しい決断をする」と確信する人は49%にとどまり、新政権に対する期待度があまり高くないことを浮き彫りにした。また、62%が「バイデン氏は正当に大統領に選ばれた」と回答したが、共和党支持層では7割が「正当ではない」と答えた。6日のトランプ支持者による連邦議会乱入については、89%が反対だった。

 調査は、ワシントン・ポストとABCテレビが共同で10~13日にかけて約1000人を対象に実施した。