[5日 ロイター] – 米小売り大手アマゾンは、環境負荷を軽減する取り組みの一環として、圧縮天然ガス(CNG)駆動の配送車700台超を発注したことを明らかにした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で宅配事業が急拡大し、乗用車に比べ温暖化ガス排出量の多い大型トラックの利用が増加している問題に対応する。

同社は声明で、配送事業に導入する持続可能な方策として、電気自動車やCNG車など新エネルギー配送車の採用試験を行っていることを明らかにした。

米エネルギー情報局(EIA)によると、天然ガスを燃焼させた場合の二酸化炭素排出量はディーゼル燃料と比べ約27%少ない。