[ニューヨーク 17日 ロイター] – 米国時間の原油先物は1%超上昇した。欧州での経済再開や米国での需要増加が寄与した。もっとも取引序盤にはアジアでの新型コロナウイルス感染拡大や中国鉱工業生産の伸び鈍化を受け下落する場面もあった。

清算値は、北海ブレント原油先物が0.75ドル(1.1%)高の1バレル=69.46ドル。米WTI原油先物が0.90ドル(1.4%)高の66.27ドル。

英国は17日、約4カ月間にわたり実施されていた新型コロナの感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置を緩和。ワクチン接種加速を背景に、フランスやスペインも制限措置を緩和したほか、ポルトガルやオランダでは15日から渡航制限が緩和された。