[ニューヨーク 27日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手スターバックスは27日、2年以上勤続している米従業員の賃金を引き上げると発表した。さらに従業員のリファラル(紹介)採用には200ドルの報奨金を支払う方針で、米外食業界が人手不足に苦闘する中、人材の確保を狙う。

スターバックスによると、少なくとも2年以上勤続の従業員の賃金5%、少なくとも5年以上勤続の従業員は10%それぞれ引き上げられる見通し。

また、全ての米従業員の平均賃金を2022年の夏までに時間当たり15ドルから23ドルのレンジで引き上げ、平均17ドル近辺にする見通しという。