[モスクワ 29日 ロイター] – ロシアは29日、国産の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」と「スプートニク・ライト」について、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に対しても効果があるとの見方を示した。

ロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ総裁は「スプートニクVとスプートニク・ライトは他の変異株に対しても高い効果が確認されているため、(ワクチンを開発した) 国立ガマレヤ疫学・微生物学研究所は、オミクロン株に対しても高い中和化果があると確信している」とスプートニクVの公式ツイッターアカウントを通して表明した。

その上で、ワクチンの再設計が必要になったとしても、来年2月20日までにオミクロン株に対応したブースター(追加)接種向けのワクチンを大量に供給できるとの見方を示した。