[ニューヨーク 6日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが安全通貨であるスイスフランや日本円に対して上昇した。新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」を巡る懸念がやや後退した。

オミクロン感染者の症状は軽度との見解が発表されたことを受け、米債利回りは上昇し、米国株も買い優勢となった。

オミクロン株の感染は全米の約3分の1の州に拡大しているものの、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長はCNNで、「現時点で重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘した。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「週末にオミクロン株を巡るネガティブな進展がなかったことが週明けの市場の安定化につながったようだ」と述べた。

ドルは対円で0.5%、対スイスフランで0.9%それぞれ上昇した。

ドル指数は0.1%高の96.309。先月末に付けた1年4カ月ぶりの高値96.938からさほど離れていない水準で推移した。

一方、豪ドルは一時0.64%高。先週付けた1年1カ月ぶりの安値から回復した。

ロシアのルーブルは取引終盤で下げ転換。米国のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領は緊迫するウクライナ情勢を巡り7日にオンライン会談を行う予定。

カナダドルは対米ドルで上昇。原油高などを受けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.6%安の4万9166.35ドル。週末に急落していた。

ドル/円 NY午後3時 113.49/113.50

始値 113.19

高値 113.55

安値 113.08

ユーロ/ドル NY午後3時 1.1278/1.1279

始値 1.1292

高値 1.1307

安値 1.1267