【ウィーンAFP時事】欧州連合(EU)欧州対外活動庁(EEAS)のモラ事務局次長は28日、イラン核合意再建交渉が一時休止になったと明らかにした。ツイッターに「各代表はいったん本国に帰り、来週戻ってくる。政治判断が必要だ」と書き込んだ。

 イランとの交渉は昨年4月、ウィーンで始まり、5カ月間の中断を経て、11月に再開された。イランと米国は間接交渉を続けてきたが、イランは24日、初めて直接交渉への意欲を示した。ブリンケン米国務長官も今月中旬「決断のときだ」と述べていた。