【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は5日、平壌の順安空港一帯から日本海に弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体1発を発射した。岸信夫防衛相は記者団に、弾道ミサイルが最高高度約550キロで約300キロを飛び、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとの分析を明らかにした。

 岸氏は、政府が北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したと説明した。航空機や船舶への被害情報は確認されていないという。韓国軍は「最近の相次ぐ弾道ミサイル発射は、国際社会、朝鮮半島の平和と安全に対する重大な脅威だ」として即時中止を強く求めた。

 北朝鮮のミサイル発射は今年9回目。直近では2月27日に弾道ミサイルを発射し、「偵察衛星」用の撮影実験と主張した。