［２９日　ロイター］ – ロシアのフォミン国防次官は２９日、ウクライナのキエフとチェルニヒウ近郊での軍の展開を大幅に縮小することを決定したと明らかにした。

イスタンブールでは２９日、ウクライナとロシアの交渉が開かれた。交渉終了後、同次官は相互信頼を醸成し一段の協議に向けた必要条件を考慮して決定したと指摘。ロシア側の交渉団がモスクワに戻った後、詳細を公表すると述べた。

ウクライナの交渉担当者は、２９日の協議で安全保障と引き換えに中立化を提示したと述べた。ウクライナは軍事同盟に加わらず軍事基地も提供しないことになる。

ロシア側の担当者は提案を検討し、プーチン大統領に報告すると語った。