[カブール 29日 ロイター] – アフガニスタンの首都カブールのスンニ派モスク(イスラム教礼拝所)で29日、爆発があり、モスクの指導者によると50人以上が死亡した。金曜礼拝後に何者かが信者の中に紛れ込み、自爆した可能性があるという。

米国と国連のアフガン派遣団はこの攻撃を強く非難。爆発があった当時、少なくとも2人の国連職員とその家族がこのモスクにいたという。

イスラム教ラマダン(断食月)が終盤に差し掛かる中、爆発が相次いで発生している。28日には北部マザリシャリフでシーア派イスラム教徒が乗ったバンで爆発があり、少なくとも9人が死亡。先週22日にも、北部クンドゥズのスンニ派のモスクで爆発があり、33人が死亡している。