12日、カンボジアのプノンペンに到着したバイデン米大統領(AFP時事)
12日、カンボジアのプノンペンに到着したバイデン米大統領(AFP時事)

 【プノンペン時事】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日、カンボジアに向かう機中で記者団に対し、北朝鮮が核・ミサイル開発を継続した場合、朝鮮半島周辺での米国の「軍事的プレゼンス」は高まると語った。14日に予定される米中首脳会談でも、北朝鮮問題を取り上げ、こうした内容を中国側に伝えるという。

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 サリバン氏は、弾道ミサイル発射などを続ける北朝鮮を「地域全体の平和と安定への脅威だ」と強調。北朝鮮の軍事行動を抑止するため、中国には「建設的な役割」を果たすことに利益があるとしつつ、「そうするかどうかは中国次第だ」と指摘した。

 また、13日にカンボジアの首都プノンペンで予定されている日米韓首脳会談を巡り、3カ国の安全保障協力を高めていくことを期待していると表明。会談後の声明で、3カ国の協力強化を打ち出す方針を明らかにした。

 一方、14日にインドネシア・バリ島で開かれるバイデン大統領と習近平国家主席による初の対面首脳会談については、共同声明は発表されないと説明。「大統領は今回が最後だとはみていない」とも述べ、バイデン氏は習氏との対話を重ねていく意向だと強調した。

 バイデン氏は12日午前(日本時間同)、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳らとの会議出席のため、カンボジア入りした。