[ロサンゼルス 24日 ロイター] – 第95回米アカデミー賞の候補作品が24日に発表され、SFアクション「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)」が作品賞など最多の11ノミネートとなった。

同作は事業経営に苦労する中国人移民の主人公がマルチバースを舞台に世界を救う戦いに挑むという異色のアクション映画で、監督賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)や主演女優賞(ミシェル・ヨー)などでも候補に入った。

作品賞には「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」、「トップガン マーヴェリック」、「エルヴィス」などの話題作もノミネートされた。

演技部門の候補20人のうち16人が初ノミネートとなった。

授賞式は3月12日に行われ、コメディアンのジミー・キンメルが司会を務める。

昨年の授賞式では、主演男優賞を受賞したウィル・スミスが司会者のクリス・ロックに平手打ちをする騒動があった。