[21日 ロイター] – 中国の習近平国家主席が数カ月以内にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する準備を進めていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が21日、関係筋の情報として報じた。

報道によると、習氏は首脳会談でロシアが侵攻を続けるウクライナを巡る多国間の和平交渉を後押しし、核兵器使用に反対する考えを改めて示す可能性がある。

現時点で習氏の訪ロ計画は初期段階にあり、日程は確定しないものの、4月もしくは、ロシアが第2次世界大戦で対ナチスドイツに勝利した戦勝記念日に近い5月初旬ごろになる可能性があるという。

また、21日にロシア入りした中国外交担当トップの王毅氏はロシア滞在中に習氏の訪ロ計画について協議する公算が大きい。